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お葬式をすることは「迷惑」なのか

 
 外国人から見た日本人は "勤勉" "親切" "礼儀正しい" "綺麗好き" "規律を守る"などとても好印象です。
インターネットの動画サイトでもよくこの話題の動画がアップされています。
幼いころより親から「人様に迷惑を掛けてはいけない」という教えが一つの土台になっているかと思います。

「迷惑をかけなくないから...」

 最近、家族葬を希望される方が増えています。
家族葬を希望される要因はいろいろと考えられますが、葬儀のお打ち合わせの際に「お知らせすると迷惑を掛けるから」という言葉をたまに耳にします。
おそらくは「わざわざ来ていただくことが申し訳ない」という気持ちからの言葉であると思われます。

葬儀はなぜするのか

 葬祭業に携わる従業員は葬祭ディレクター※という資格取得の為に勉強をします。
その教科書の一番始めに "葬儀はなぜするのか" ということが出てまいります。
 葬儀の役割はいくつかございますが、そのうちの一つが 「社会的役割」です。

「社会にその人の死を通知したり、社会の人々が集まってその死を確認する。」という文章がでてまいります。

芸能人や著名人などの訃報を新聞やインターネットなどで目にすることがございますが、その時は「あの方亡くなったんだ」と理解します。月日が流れてひょんなことからその方の話題になった時に、「あれ、あの方亡くなったんだっけ?」と自信が持てない記憶になっていることがある方は決して少なくないと思います。

 なぜか? その方の死を葬儀に参列するなどして確認をしていないからです。 芸能人や著名人などの縁遠い方であればまだしも、親しくお付き合いいただいた方やご縁のあった方々にとってはそういう訳にはまいりません。ご家族にとってはもちろんのこと、ご縁のあった方々にとっても自分自身に理解をさせるうえでも葬儀の場に立ち会うことはとても大事なことなのです。

 通夜葬儀に参列されるかどうかは、訃報を聞かれた方のご判断となりますが、決して迷惑ではありません。ご本人とお会いいただけるうちに、親しくお付き合いされた方やご縁があられた方々には是非お知らせしていただきたいと思います。

※葬祭ディレクター・・・厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査において、葬祭ディレクター技能審査試験を受験し、合格した者が「1級葬祭ディレクター」もしくは「2級葬祭ディレクター」に認定されます。

(投稿:2022年6月15日)

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